さて、ホテルオークラ京都のロビーの絨毯が6月から新しくなっていますが、皆様すでにお気付きでしょうか？

京都の街は、多くの通りが東西南北にまっすぐ延びているのが特徴で、「碁盤の目のようだ」と言われています。
新しい絨毯は、その碁盤の目のような京都の街をモチーフにデザインされています。
実際にご覧いただくと、黄色い直線が縦横にはしっているのがお分かりいただけると思います。

そして、絨毯の四辺にあるラインは四神を象徴しており、東の青龍(青)・西の白虎(白)・南の朱雀(赤)・北の玄武(黒)が、京都の街を守るように囲っている様子を表現いたしました。

また、切箔のモチーフは京都の街を囲む東山・比叡山・嵐山・巨椋池という、市内を代表する自然から、京都の街に向かって清らかな気が広がっていくイメージです。
配色は黄金色をイメージした、萌黄色の濃淡で構成されており、ロビーの雰囲気もより一層華やかになりました。

ぜひ一度お立ち寄りいただき、まるで京都の縮図のような絨毯を眺めてみてはいかがでしょうか。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。

※掲載内容は投稿日現在の内容です

コンシェルジュ　安達